「カメラを止めるな!」の上田監督、最新作「スペシャルアクターズ」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「カメラを止めるな!」の上田監督、最新作「スペシャルアクターズ」

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週刊朝日
(c)松竹ブロードキャスティング 監督 上田慎一郎/丸の内ピカデリーほか全国公開中/109分

(c)松竹ブロードキャスティング 監督 上田慎一郎/丸の内ピカデリーほか全国公開中/109分

(c)松竹ブロードキャスティング 監督 上田慎一郎/丸の内ピカデリーほか全国公開中/109分

(c)松竹ブロードキャスティング 監督 上田慎一郎/丸の内ピカデリーほか全国公開中/109分

「カメラを止めるな!」旋風で、2018年度の映画界を席巻した上田慎一郎監督。注目の劇場長編映画の第2弾も、前作同様に、ワークショップで発掘したノンスター俳優たち15人を使って抜群のチームワークで魅了する。

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 超能力ヒーローが活躍する大好きな映画を観てため息をつく売れない役者の和人(大澤数人)。ある日数年ぶりに再会した弟の宏樹(河野宏紀)から俳優事務所「スペシャルアクターズ」に誘われる。そこは映画やドラマの仕事のほかに、依頼人から受けた相談や悩みを役者によって解決する、つまり演じることを使った何でも屋も引き受けていた。

 そんな事務所に「カルト集団から旅館を守ってほしい」という依頼が入る。ヤバめな連中相手に計画を練り、演技練習を重ねるスペアクの役者たち。しかし和人には、みんなに内緒にしている秘密があった。極限まで緊張すると気絶してしまうのだ。あろうことか、このミッションの中心メンバーにされた和人。果たして和人の運命やいかに?

 本作に対する映画評論家らの意見は?

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
役者にはこんな使い道もある。新興宗教の勧誘、乗っ取りの撃退。華のない容姿と平凡な芝居の役者たちを使いこなし、皮肉を利かせて見せる演出の腕。スターはゼロ。全員普通。それでも良い味がでるし、面白い映画は生まれる。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
売れない俳優、特殊な便利屋、カルト集団など、登場人物がみな演じることと深く関わっているために、虚と実が入り乱れ、予測不可能な展開を見せる。そんな状況を、意図的に泥臭く演出するところが上田監督の持ち味。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
上田監督の長編第2弾なのに、もう“上田ワールド”があるって凄い!「カメ止め」みたいな感じじゃんって言う人がいても、いいじゃん、面白かったし。今回もこのチープな感じに魅了されました。役者も音楽も新鮮で良い!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
「カメラを止めるな!」と同じく無名の俳優陣で作った作品。話をひっくり返していく展開は似ているが、趣向は凝らされている。斬新なオチを求め続けられる監督になると厳しくなるので、次作は違った内容を期待したい。

(構成/長沢明[+code])

週刊朝日  2019年11月1日号


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