簡単、感心! 老舗バーのマスターが作る「男の缶詰レシピ」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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簡単、感心! 老舗バーのマスターが作る「男の缶詰レシピ」

連載「楽屋の流行りモノ」

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山田美保子週刊朝日#山田美保子
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

『matsu』東京都港区南青山1―15―3 ペガサスビル1F(ランチ11時30分~15時〈平日〉、ディナー17時~翌4時、日曜定休)

『matsu』東京都港区南青山1―15―3 ペガサスビル1F(ランチ11時30分~15時〈平日〉、ディナー17時~翌4時、日曜定休)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「BAR『matsu』」のマスターが監修した『男を磨く缶詰レシピ』。

*  *  *
 業界人が集まる店というのがある。最大の特徴は、夜遅くまで営業していて、遅い時間に来店しても、しっかりした食事を出してくれることだろう。ベテランのテレビマンの間で定期的に、「あの店、まだ、やってるの?」と話題にのぼるのが、東京・青山のBAR『matsu』である。

【写真】BAR『matsu』の店内とマスター監修のレシピ本がこちら

「やってるの?」は、店が存在しているかを確認している。そろそろ老舗の部類に入る。面している外苑東通りがここ数年、大々的な拡張工事を行っていて、どんどんセットバックしている。近所のレコード会社や制作会社に愛されている飲食店が引っ越しを余儀なくされたり、店の規模を縮小したりしているところなのである。

 だが、『matsu』が入っているビルは、店前にあって、歩行者の誰もが立ち止まる「ピタゴラスイッチ」のようなアート展示物は撤去されたものの、ビル自体は、そのまま。

 お酒が豊富に揃い、お酒が進む『matsu』の「男の料理」をこよなく愛する業界人の顧客はホッと胸を撫でおろしているところだ。

 ハヤシライスやハンバーグ、ピザからナチョスまで、お酒に合うメニューが大充実。初代オーナーが、『ハウフルス』で人気番組を数多く担当してきた松本直樹さんだったので、業界人のたまり場となっていたのだ。

 いまはオーナーチェンジしているが、店のコンセプトやテイストは全く変わっていないので、変わらず業界人が多く顔を出す。

 そんな『matsu』の新マスター島崎淳さんが料理監修した『男を磨く缶詰レシピ』が話題だ。店内に飾られた黄色い表紙は暗い照明でも目立ち、気が付いたら、グラスの下には、レシピ本の付録にもなっている紙のコースターが置かれていた。

「酒を楽しむ男にとって、缶詰は食べ物というよりも遊び道具」「頼りになる人生のパートナー」とまで言い切る同書。

 女の私は、一瞬、取っつきにくさを感じたものだが、ページを開いてみたら、さすがは『matsu』のマスターによる監修。見た目がキレイで、美味しそうな料理ばかりで、缶ごとド~ンと出ているメニュー以外は、「缶詰レシピ」ということを忘れそうなモノばかりだったのである。

 巻末には「缶詰別INDEX」と「時間別INDEX」があり、1分以内とか、5分以内でできる料理が半数近かった。マスターがお客のために作った裏メニューの「缶詰レシピ」も大公開。『matsu』の常連客の必読書でもある。

『matsu』東京都港区南青山1-15-3 ペガサスビル1F/営業時間:ランチ11時30分~15時<平日>、ディナー17時~翌4時/定休日:日曜

週刊朝日  2019年9月13日号


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山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

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