■渡辺祥子(映画評論家)


評価:★★★ なかなかGOOD!
スターとスタントマンの関係を見せながら、ハリウッド人種なら誰もが知る大事件前夜へと話を進める。タランティーノ流のシャロン・テート事件の描き方は、前半のテンポがゆるくてスリルの盛り上げに時間がかかり過ぎ。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
バイオレンスや風俗、音楽だけでなく、人間ドラマにも力が入っている。背景や事件を細かく掘り下げ、架空の主人公たちとマンソン・ファミリーに接点ができる設定を巧みに作り上げているところがタランティーノらしい。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
ザ・タランティーノ映画! ファンは絶対好き。現場はきっと大盛り上がり、映画大好きが溢れ出ちゃってます。観客よ、ついてこい!って。でも少し事前知識が必要かも。様々なレオとブラピの引き締まった身体も見どころ。

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
古き良きハリウッドへのラブレターであり、この時間がいつまでも続いてくれたらいいのにと願う心地良さがある。主演2人の相性が良いうえに映画好き向けの仕掛けも多くあり、幅広い層が楽しめる映画に仕上がっている。

週刊朝日  2019年9月6日号