LiLiCo「全部がエロティシズム」美少年の悪事を描く映画とは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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LiLiCo「全部がエロティシズム」美少年の悪事を描く映画とは?

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週刊朝日
(c)2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO

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■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
美少年にラテンの濃密な空気が加わると悪くない雰囲気が生まれ、バカ兄ちゃんがイワクありげに見える。製作者がスペイン映画の鬼才アルモドバル監督ということでユニークな表現を期待したが、普通の犯罪映画になった。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
無邪気で罪悪感もなく犯罪を繰り返す少年には世界が違って見える。本来ならもっと残酷でドロドロした世界になってもおかしくない題材だが、生々しい要素が巧妙に隠され、独特の美意識で少年の行為が描き出されている。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
悪知恵が働く人の考え方みんな同じなんですね。盗むのではなく、それが楽しく生きるポイント。その行動は完全にダメだけど、この作品は美しい! 時代、色彩、恋愛模様の思わせぶり等全部がエロティシズム。ダンスがH!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
「恐るべき子供たち」の系譜の一作。実話なのが何よりも興味深い。ブラックユーモアが冴えるダークコメディーとしても秀逸。スタイリッシュだが、アメリカのギャング映画に似たテイストなのは監督の世代ゆえだろう。

週刊朝日  2019年8月30日号


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