紀州のドン・ファン怪死から1年 家政婦が語る「死ぬまで恋の執念と覚せい剤」

2019/05/21 10:00

 野崎さんは晩年、「いい女と寝るのが男の夢だ」と記者にも語っていた。

「社長は勃たなくて悩んでいるようでした。妻にいいところを見せようとして、何かを飲んじゃった可能性はあるかもしれません」

 野崎さんの遺体からは致死量の覚せい剤が発見された。入手ルートとして、竹田さんに疑いの目が向けられることもあった。竹田さんの元夫が、覚せい剤に絡む容疑で捕まったことがあったためだ。

「もう20年くらい前のことです。私が六本木でクラブを経営していて、有名人や芸能人もたくさん来ていた。クラブのあったところは2部制で、夜中の午前零時までを私が経営して、午前1時からはホストクラブになった。若い男の子たちをたくさん集めていました。ある日、警察の手入れがあって、元夫や従業員が逮捕されました。その頃の六本木辺りはマリファナやクスリがはやっていたんですよ。クスリのせいか、ホストの従業員が何人か死んだこともあったようです」

 竹田さんは取材に対し、野崎さんと元夫の件は無関係だと強調する。

「もう20年くらい前の話なのに、今回の騒動で元夫は一生懸命働いていたところをクビになりました。私が社長のところで家政婦をやっていたせいだと、みんなに泣かれたり、批判されたりしました。私は覚せい剤とは全く関係がないんです」

 和歌山県警の捜査は長期化している。真相はいつ明らかになるのだろうか。
(本誌・上田耕司)
※週刊朝日限定オリジナル記事

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