田原総一朗が解説する「令和」発表会見に自らのぞんだ安倍首相の心境 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗が解説する「令和」発表会見に自らのぞんだ安倍首相の心境

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田中将介週刊朝日#安倍政権
会見する安倍首相(撮影/田中将介)

会見する安倍首相(撮影/田中将介)

 新元号の「令和」。安倍首相は会見で「一人ひとりの日本人が明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい」との願いを込めたと述べた。新元号の公表を聞いたジャーナリストの田原総一朗氏は「安倍さんは日本の主体性を出したかったんだろう」と読み解いた。

 会見の模様は、首相官邸のTwitter、Facebook、Instagramの公式アカウント、YouTubeチャンネルでライブ配信され、「令和」発表の瞬間の視聴数は、Twitter約47万人、Facebook約1万人、Instagram約9.6万人、YouTube約21万人と、国民の関心の高さを示した。

 首相会見に先立ち、菅義偉官房長官が新元号を発表した時は、「なんで令なの? 命令の令からとったのかな」(フリージャーナリスト)との声も漏れ聞こえた。

 最初は同じ印象を受けたという田原氏。ただ、意味を知って良いと思ったという。

 「初めは違和感があった。ただ、万葉集をみると、令は『新しいことを始めるのが良い』『めでたい』という意味があることもわかり、おもしろいと思った」

 奈良時代に完成した日本に現存する最古の歌集「万葉集」からとったことについては「今までは、元号は中国の古典からとっていたが、初めて日本の古典からとった。これは安倍さんの意向だと思う。日本の主体性を重んじたいという意向が強い」。

 当初、新元号の発表は、菅官房長官ではなく安倍首相が行うのではないかという臆測も飛び交ったが、平成への改元時と同様、官房長官が会見で示した。

 前回と違うのは、安倍首相も会見を開いて談話を発表したことだ。会見で「平成の改元時と変わり、総理が自ら談話を発表した理由は?」と問われた安倍首相は、「平成の改元時には竹下(登)総理の談話が発表されている。当時は総理大臣が会見を行うことは極めてまれだったが、平成の30年を経て総理大臣が直接発信する機会も増えた。平成の時と同じように談話を発表するのであれば、私自らが会見を開いて、国民の皆さまに直接申し上げるべきだと考えた」と答えた。


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