ドラマと演劇が決定的に違うのは? 舞台人・小手伸也の意見 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ドラマと演劇が決定的に違うのは? 舞台人・小手伸也の意見

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菊地陽子週刊朝日
小手伸也(こて・しんや)/1973年生まれ。神奈川県出身早大在学中に演劇サークルに所属後、98年に劇団innerchildを主宰。脚本、演出、出演を兼ねる。今回は、三谷幸喜作・演出の「子供の事情」(2017年)以来2年ぶりの舞台となる (撮影/写真部・加藤夏子)

小手伸也(こて・しんや)/1973年生まれ。神奈川県出身早大在学中に演劇サークルに所属後、98年に劇団innerchildを主宰。脚本、演出、出演を兼ねる。今回は、三谷幸喜作・演出の「子供の事情」(2017年)以来2年ぶりの舞台となる (撮影/写真部・加藤夏子)

 あのパルコからオファーが来た!

 早大在学中に演劇に取り憑かれ、劇団を主宰。俳優としてだけでなく、自ら脚本、演出も手がける小手伸也さんにとって、それは望外の喜びだった。

 英国演劇界の巨匠トム・ストッパードが約50年前に書いた戯曲「良い子はみんなご褒美がもらえる」は、絶対主義国家が舞台。精神科病院の一室で、二人の男が想像の自由と言論の自由を主張し合う。彼が演じるのは、病院に勤務する医師だ。

「小劇場の俳優にとって、“パルコプロデュース”というのは、まさにハイブランド。今回オファーをいただいたときは、作品の内容は確認しないまま、一も二もなくお受けしました(笑)。芝居をやってもう四半世紀が経とうとしていますが、翻訳劇が初めてなら、欧米人の方に演出していただくのも初めて。ステージ上に、オーケストラが登場するというのも、現時点では想像がつかない。何もかも初めてづくしの現場です」

 映像への出演が目立ち始めたのは、2016年の「真田丸」以降だ。翌年「仮面ライダーエグゼイド」、昨春「コンフィデンスマンJP」に出演。迫力と愛嬌を兼ね備えた“五十嵐”役で広く認知された。

「45年の人生で、それなりにいろんなものを引き出しに入れることができているから、今、こういう状況に対応できるんだと思います。今回の舞台も、初めてづくしで不安はあるけれど、対応するための選択肢はゼロではない。40代半ばにして世間の認知度が上がったのは、人生においてもいいタイミングでした。もっと若かったら、忙しさに翻弄されるか、うっかり調子に乗るところでした(笑)」


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