移籍金は過去最高の約44億円の中島翔哉 決め手はやはりカネ!?

2019/02/09 15:00

「欧州サッカー連盟は、チームの財政健全化のために厳しいルールを定めています。収支がマイナスになると、何かしらのペナルティーを受けます。欧州チャンピオンズリーグに出場できなくなる可能性もあります。中島選手の移籍先としてうわさされたチームも、そういったルールによる資金的な制約もあって、獲得を断念したのではないでしょうか」

 中島はカタール移籍について自ら選んだとしているが、別のサッカー関係者は声をひそめる。

「中島選手の代理人がカネにこだわっているんです。以前は日本人の代理人が中島選手を担当していましたが、ブラジル人の代理人に変わりました。結局、代理人が高く売れるところに選手を売っただけのこと。完全にカネですよ。もちろん中島選手は移籍先をカネで選んだわけではないとしていますが、代理人の金もうけに利用された面があります」

 一方、今回の移籍は、中島がフランスの名門「パリ・サンジェルマン(PSG)」に移籍するための布石とも言われている。

 ブラジル代表ネイマールなど世界的名手をそろえるPSGは、カタールの投資会社がオーナーで、中島の移籍先のアルドハイルのオーナーとも親しいとされる。将来“レンタル”の形式で、PSGでプレーすることもうわさされる。

 巨額のカネが注目された今回の移籍だが、カタールでプレーすること自体は、中島にとってマイナスではない。

「アルドハイルを指揮する監督のルイ・ファリアは、名将ジョゼ・モウリーニョの下で長年アシスタントコーチを務めていた。コンディショニングや練習メニューは彼が考えていたとされます。中島選手が彼の下でトレーニングできることは大きい。チームの所属選手には、アジア杯で優勝したカタールのエースで得点王のアルモエズ・アリや欧州の強豪チームでプレーした選手もいます。中島選手にとって十分得るものがあると思います。ただ2年も3年もチームに居続けるのは、将来のステップアップが難しくなりかねません」(良藤さん)

 日本のエースとして、期待が強まる中島。果たして、この移籍が吉となるか凶となるか。もうすぐ見られるアルドハイルでのプレーに注目だ。(本誌・大塚淳史)

※週刊朝日オンライン限定

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