北沢署から釈放され、報道陣に深々と3秒ほど頭を下げた大沢零次容疑者(撮影・上田耕司)
北沢署から釈放され、報道陣に深々と3秒ほど頭を下げた大沢零次容疑者(撮影・上田耕司)
北沢署から釈放された大沢零次容疑者(撮影・上田耕司)
北沢署から釈放された大沢零次容疑者(撮影・上田耕司)

 俳優の大沢樹生(49)と喜多嶋舞(46)の長男として生まれた大沢零次容疑者(22)が8日、拘留されていた警視庁北沢署から釈放された。

【写真】北沢署から釈放された大沢零次容疑者

 長男は東京都世田谷区で東京で同棲していた20代の女性に暴行し、全治1週間の怪我を負わせた容疑で1月29日、逮捕され、身柄を拘束されていた。

 きょうは約20人程の報道陣が早朝から待ち受け、北沢署前に集まった。午前11時過ぎ、長男が署の玄関から一人で出てくると、報道陣に向かって深々と3秒間ほど頭を下げ、謝罪の意を表した。

 報道陣からは「今のお気持ちを聴かせてください」という呼びかける声が飛んだがそれには答えず、数歩あるいて迎えの車に乗り込む直前、再び頭を直角にまで下げた。

 車が動きだしてからも、車の外から報道陣が「ひとことお願いします」などと問いかけたが、返答はなく、車はそのまま去った。

 長男は大沢と喜多嶋の長男として育てられたが2013年、16歳の時にDNA鑑定で、大沢の実子でないことが判明。長男は喜多嶋側の親族とアメリカで生活していたが、昨年、日本に帰国。被害者女性と同棲していた。

大沢はブログに「この度は大変ご心配をお掛け致しまして申し訳ありませんでした」と謝罪のコメントを発表していた。

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日オンライン限定記事

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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