「渡鬼」赤木春恵さん通夜に大空真弓、川崎麻世ら ペコロス筆者が明かす「現場で手袋の心遣い」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「渡鬼」赤木春恵さん通夜に大空真弓、川崎麻世ら ペコロス筆者が明かす「現場で手袋の心遣い」

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大塚淳史週刊朝日#お悔やみ

“渡鬼”での名演技が光った赤木春恵さん (c)朝日新聞社

“渡鬼”での名演技が光った赤木春恵さん (c)朝日新聞社

赤木春恵さんの祭壇(撮影/福井しほ)

赤木春恵さんの祭壇(撮影/福井しほ)

 赤木さんはロケ現場でも気配りを忘れなかったそうで、極寒の時期には、スタッフに毛糸の手袋をプレゼントし、岡野さんも“母ちゃん”からの贈り物として大事にしまっているという。

 94歳で亡くなった赤木さんは、岡野さんの母の1歳下にあたる。

「天国でいろんな人とお会いするでしょうが、一番最後でいいから、母ちゃんに会ったら、ふたりでおでこをくっつけてほしいな、と思っています」

 芸能評論家三杉武さんは、赤木さんをこう評価する。

「高齢になられて映画の主演のオファーがくるということはなかなかないこと。赤木さんは業界内で演技力が評価されているだけでなく、人間力も評価されていたからこそだと思います」

 赤木さんといえば、「渡る世間は鬼ばかり」の嫌みな姑役の印象が強いが、引き出しは多かった。

「『3年B組金八先生』では赤木さんは校長先生役。渡鬼では、憎まれ役だったと思いますが、金八では生徒たちを愛する校長先生を演じ、多感な時期の生徒たちを相手に奮闘する金八先生(武田鉄矢)をサポートする姿は印象深かった。演技の幅が広いなと感心させられました」(三杉さん)

 また一人、名優が去っていった。(本誌・大塚淳史)

週刊朝日  2018年12月14日号より加筆


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