有村架純が「行くと気持ちがリセットできる」という場所は? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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有村架純が「行くと気持ちがリセットできる」という場所は?

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菊地陽子週刊朝日
有村架純(ありむら・かすみ)/1993年生まれ。兵庫県出身。2010女優デビュー。主な出演映画に「映画ビリギャル」(15年)、「何者」(16年)、「関ケ原」(17年)、「コーヒーが冷めないうちに」(18年)など。「フォルトゥナの瞳」(19年)は来年公開(取材・文/菊地陽子、撮影/片山菜緒子(写真部)、ヘアメイク/尾曲いずみ、スタイリスト/瀬川結美子)

有村架純(ありむら・かすみ)/1993年生まれ。兵庫県出身。2010女優デビュー。主な出演映画に「映画ビリギャル」(15年)、「何者」(16年)、「関ケ原」(17年)、「コーヒーが冷めないうちに」(18年)など。「フォルトゥナの瞳」(19年)は来年公開(取材・文/菊地陽子、撮影/片山菜緒子(写真部)、ヘアメイク/尾曲いずみ、スタイリスト/瀬川結美子)

 自分に嫌気がさしていた時期がある。20歳の冬のことだ。有村架純さんは連続テレビ小説「あまちゃん」でブレークしていたものの、芝居の現場で「どうしてできないんだろう」「どうして私はこんなにダメなの?」と、自己嫌悪に陥ることがしょっちゅうだった。

「そんなとき、年末にお仕事でノルウェーとフィンランドを訪れて、初めて肉眼でオーロラを見ることができたんです。日本にいたときはウジウジ悩んでばかりいましたけど、あらためて、自分は恵まれているなぁ、と。それから、いろんな人に感謝する気持ちが自然と生まれてきました」

 見かけによらず、負けず嫌い。思うように演じられず、「もうダメだ!」と思っても、「ここで諦めたら負け」と、自分を奮い立たせる。

「お芝居に関しては、いつまでたっても自分に自信が持てないんです。『ひよっこ』の撮影中には、NHKの西口玄関までは行くものの、そこから足が進まず、玄関前で立ち尽くしたことがよくあって……(苦笑)。そんなときは、『こんなところで自分に負けちゃダメ!』って言い聞かせながら、足をトントンたたいて、何とか乗り切りました。でも、いろんな現場を経験してみてつくづく思うのは、人間って、弱いようで弱くない。誰もが立ち上がれる強さを持っているんだなってことです」

 映画「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」で、有村さんが演じたのは、夫の死をきっかけに、連れ子とともに夫の故郷・鹿児島で運転士として生きるシングルマザーの役だ。舞台は、鹿児島県~熊本県を結ぶ<肥薩おれんじ鉄道>。

「お芝居とはいえ、運転しながら、お客さんたちのストーリーを自分が運んでいくような気持ちになったり……。役を通して、鉄道に対する愛着がどんどん湧いてきました。私が考える女優という仕事の魅力は、作品を通して、大勢の人に夢を見てもらえることなんです。私も子供の頃、ドラマや映画を通して、いろんなキラキラした憧れや、ワクワクするような希望をもらったので」


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