AKB総選挙の1位とは無縁だった川栄がついにトップに立つ!? (c)朝日新聞社
AKB総選挙の1位とは無縁だった川栄がついにトップに立つ!? (c)朝日新聞社
2018年上半期女性タレントCM起用社数ランキング(週刊朝日2018年11月9日号から)
2018年上半期女性タレントCM起用社数ランキング(週刊朝日2018年11月9日号から)

 2018年を彩るCM女王を巡る争いが白熱しているが、本命として名前が挙がるのが、元AKB48の川栄李奈(23)だ。

【2018年上半期女性タレントCM起用社数ランキング】

 CMで好感度の高い女優といえば、上半期の女性タレントCM起用社数ランキング(ニホンモニター調べ)で4位につけている綾瀬はるか(33)。綾瀬はパナソニックやP&Gなど大手のCMに起用され、女性タレントの中でもギャラは最も高いとされる。

 その綾瀬と並んだのが川栄だ。バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」で学力テストを受け、「knee」を「カニ」と解答(正解は「ひざ」)。“おバカっぷり”を露呈し、15年にAKB48を卒業後、着々と活動の場を広げている。

 放送作家の山田美保子さんはこう分析する。

「AKB48は昨年から坂道グループと呼ばれる乃木坂46や欅坂46に猛追され、AKB48のグループとしてのCMは減り、指原莉乃さん以外、目立たなくなりました。卒業した前田敦子、大島優子、篠田麻里子と比べても、川栄さんの伸び率はすごいと思います。おバカキャラを卒業し、今ではドラマでも活躍していますから、下半期に一番伸びてくるでしょう」

 CMの20代女性起用枠は競争が激しく、毎年のように入れ替わりがある。そんな中で川栄の健闘が光るという。

 上半期で1位に輝いたのは、資生堂マキアージュのCMなどに登場する乃木坂46の白石麻衣(26)。白石は昨年発売された写真集の売れ行きがよく、若い女性からの支持を集めているが、「薄利多売感」がぬぐえないそうだ。

 安定の人気があり、2位につけるのが広瀬すず(20)。山田さんによると、広瀬がテレビ画面に登場すると、ワイドショーの毎分グラフ(1分ごとの視聴率)が上がることから、中高年に人気があるという。

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