原田マハの魅力 林真理子も「普通の作家は太刀打ちできない」 (4/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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原田マハの魅力 林真理子も「普通の作家は太刀打ちできない」

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松岡かすみ週刊朝日#林真理子
原田マハ(はらだ・まは)/作家。1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館などに勤務後、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活動。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー。著書に『楽園のカンヴァス』(山本周五郎賞)、『ジヴェルニーの食卓』、『暗幕のゲルニカ』、『リーチ先生』(新田次郎文学賞)など多数(撮影/大野洋介)

原田マハ(はらだ・まは)/作家。1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館などに勤務後、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活動。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー。著書に『楽園のカンヴァス』(山本周五郎賞)、『ジヴェルニーの食卓』、『暗幕のゲルニカ』、『リーチ先生』(新田次郎文学賞)など多数(撮影/大野洋介)

原田:バブルの終わりごろですね。「地方再生」とかいって、政府がけっこうお金をばらまいてる時期でした。「ふるさと創生1億円」とかいって、1億円もらっちゃった自治体はどうしていいかわからないので、「伊藤忠さん、どうしたらいいと思う?」という相談が結構あって。

林:ああ、覚えてます。自治体が純金のこけしを買ったり。

原田:「あそこが純金のこけしを買ったから、うちは純金のコインを買おうと思う」とかいう話を持ち込まれて、「だったら絵画を買ったらどうですか」みたいな話をしていました。自治体はどんどんハコモノをつくるけど、中身がない。それで「コレクション、どうしたらいいんでしょう」みたいな相談があって、ピカソやダリを紹介したり。そのとき、「これはしっかりアートを勉強しなくちゃいけないな」と思って、早稲田大学に入り直したんです。

林:キュレーターの仕事って、資格がないとできないんですよね。

原田:ええ。博物館法に登録している登録博物館に学芸員として勤めるためには、国家資格が必要なんです。大学にいる間に、ある科目を履修すると、国家資格が取れる。それで早稲田大学の第二文学部で美術史を勉強しようと一念発起したんです。

(構成/本誌・松岡かすみ)

週刊朝日  2018年10月5日号より抜粋


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