いま「縄文」がブーム!? 東京であの土偶に遭遇しよう (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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いま「縄文」がブーム!? 東京であの土偶に遭遇しよう

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鮎川哲也週刊朝日
国宝 土偶 縄文のビーナス長野県茅野市 棚畑遺跡出土縄文時代(中期)・前3000〜前2000年長野県茅野市蔵(茅野市尖石縄文考古館保管)〈展示期間:7月31日(火)~9月2日(日)〉(写真=茅野市尖石縄文考古館)

国宝 土偶 縄文のビーナス
長野県茅野市 棚畑遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000〜前2000年
長野県茅野市蔵(茅野市尖石縄文考古館保管)
〈展示期間:7月31日(火)~9月2日(日)〉
(写真=茅野市尖石縄文考古館)

 この夏、数千年の時を超えて現れた国宝土偶5点すべてが一堂に会するチャンスがやってきた。東京国立博物館(東京都台東区上野公園13-9)で特別展「縄文─1万年の美の鼓動」(9月2日[日]まで)が開催されているのだ。展示のなかから7点を紹介。稀有で秀逸な土偶たちから「縄文の美」を感じてみよう。

【フォトギャラリー】土偶に遭遇しよう! 「縄文の美」大公開

■国宝 土偶 縄文のビーナス
長野県茅野市 棚畑遺跡出土
縄文時代(中期)・前3000~前2000年
長野県茅野市蔵(茅野市尖石縄文考古館保管)
〈展示期間:7月31日(火)~9月2日(日)〉

「全容がわかったとき、緊張が全身に広がりました」と、発掘した茅野市尖石縄文考古館館長の守矢昌文さん。27センチという大きさと、一般的な土偶とは違う姿にも驚いたという。昭和61年4月に調査を開始し、約半年後の9月8日に出土した

■国宝 土偶 仮面の女神
長野県茅野市 中ッ原遺跡出土
縄文時代(後期)・前2000~前1000年
長野県茅野市蔵(茅野市尖石縄文考古館保管)
〈展示期間:7月31日(火)~9月2日(日)〉

「貴重な遺物は保安もあり、この仮面の女神の発掘当日は、測量、写真撮影や公開など目の回るような忙しさでした」とは前出の守矢さん。「三角の仮面があり、とてもキャラが立っていますね」

■国宝 土偶 合掌土偶
青森県八戸市 風張1遺跡出土
縄文時代(後期)・前2000~前1000年
青森県八戸市蔵(八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館保管)

合掌する姿は、他にはほとんど例がない貴重なもの。一部からは赤色顔料が認められ、全体が赤く塗られていたとも。発掘後、保存修理のために車で運ぶ際、担当者は2時間の休憩の度に荷台を開け、無事を確認したという

■国宝 土偶 中空土偶
北海道函館市 著保内野遺跡出土
縄文時代(後期)・前2000~前1000年
北海道函館市蔵(函館市縄文文化交流センター保管)

頭から足先まで中が空洞で、全体的に薄手につくられた国内最大の中空土偶。全身に施された精緻な文様が、つくり手の技術の高さを伝える


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