鈴木おさむ R-1優勝“ほぼ全盲”の濱田祐太郎を落とし穴に落とせるか? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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鈴木おさむ R-1優勝“ほぼ全盲”の濱田祐太郎を落とし穴に落とせるか?

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

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鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

自らの体験をユーモアを交えて語る玉木幸則さん

自らの体験をユーモアを交えて語る玉木幸則さん

 僕の姉は2人子供がいて、次男が生まれながらに障害がある。現在、高校生の年齢だが、しゃべることはできない。周りから見たら重度の障害がある子供だ。姉は昔、言っていた。「おもしろい子になってほしい」と。その言葉を聞いていたからこそ、「バリバラ」をはじめ、障害者と笑いについて考えたり動いてきたのかもしれない。

 そして、濱田君。彼が今後、バラエティーで活躍していく上で、いろんな議論がなされていくのかもしれない。

 例えば、芸人さんだったら落とし穴に落ちるのは普通だ。だけど、濱田君を落とし穴に落とすわけにはいかないだろう。なぜなら危ないから。

 では、イスに座ってインタビューを受けている芸人さんの後ろから、別の人が「ワ!!」と驚かす。これを濱田君に行うのはどうか?

 イスから落ちる可能性がある? それは濱田君以外も同じである。濱田君がめちゃくちゃおもしろいリアクションをするとしよう。さあ、これはどうなのか?

 こんな議論がいろんな会議で行われていくかもしれない。が、この議論することを面倒だからと避けることはせずに、いろんな番組で、濱田君が活躍して、芸人として腕をぐいぐい上げていくことを望む。変わるかもしれない。

週刊朝日 2018年3月23日号


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鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

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