「またゼロからの始まり」岡本健一がそれでも演劇に魅せられる理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「またゼロからの始まり」岡本健一がそれでも演劇に魅せられる理由

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菊地陽子週刊朝日

岡本健一が演劇に魅せられる理由とは?(※写真はイメージ)

岡本健一が演劇に魅せられる理由とは?(※写真はイメージ)

 岡本健一さんが演劇の魅力に取り憑かれたのは、19歳のときだ。蜷川幸雄さん演出の「唐版 滝の白糸」。台本に書かれた言葉を口にするだけで、自分が知らなかった世界、見たことのなかった世界が、目の前に広がっていく。そのことに感動し、「自分が生きていく世界はここだ」と思った。

「アイドルとしてグループ(男闘呼組)で活動していたものの、当時はまだ子供で。また、僕の場合、スポットライトを浴びて女の子からキャーキャー騒がれることに対して、それだけで満足できるタイプではなかったんでしょうね(笑)。演劇に出会ったときは、舞台の世界だけで生きてる人っていいなぁ、すごいなぁ、ってシンプルに憧れた。稽古をしながら、演出家から褒められたときは、すごく嬉しかったですし」

 以来、ジャンルを問わず様々な芝居に足を運び、舞台への出演オファーも数多く来るようになった。鑑賞しても共演しても、感動するのはキャリアを積んだ、大人の俳優の芝居が多かった。早く年を取りたい。少しでも早くあの深みを習得できる方法はないだろうか。20代の時期は、そんなふうに焦ることもあった。


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