スズメバチは「黒だけ攻撃する」は誤解 プロに聞く正しい対策 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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スズメバチは「黒だけ攻撃する」は誤解 プロに聞く正しい対策

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体長5センチに達するものもあるオオスズメバチ。攻撃性が高いうえ毒性も強いので最も警戒が必要。地面や木の中、廃材の下など、目につきにくい場所に営巣することが多い(写真提供・小川世紀(ハチ駆除8940代表))

体長5センチに達するものもあるオオスズメバチ。攻撃性が高いうえ毒性も強いので最も警戒が必要。地面や木の中、廃材の下など、目につきにくい場所に営巣することが多い(写真提供・小川世紀(ハチ駆除8940代表))

【2】危険なのは8~10月だけじゃない
働きバチは越冬できず、寒くなれば女王バチしか残らないというのは基本的には正しいが、例外もある。日当たりが良く、雨や風を防げる暖かい場所では、12月になっても活動する場合がある。「私の経験ではクリスマスごろに首都高速の高架下の建物で巣を駆除したことがある」(小川さん)。寒くなってきたからといって油断は禁物だ。

【3】黒いものだけを攻撃するのではない
スズメバチは黒色のものを敵とみなして襲う傾向にあるとされる。だから、黒じゃなければ大丈夫と誤解されることが多い。ハチは白黒で物を見るので、濃い色はハチにとって黒と同じで、攻撃してくる。とはいえ、動いている白と止まっている黒なら、スズメバチは動くものを狙う。白い帽子をかぶり、低い姿勢で動かないのがベターだ。

【4】巣を作るのは軒下ばかりではない
軒下や物置、戸袋の中など雨に濡れにくい場所に巣を作る傾向があるが、廃材の下や土管、コンクリートの割れ目にも営巣する。カラ梅雨だった今年は、気付きにくい土中や木の根元などに営巣するオオスズメバチがまだ生き残っている可能性が非常に高く、写真のような廃材の下など、見えない場所こそ、よりいっそうの注意が必要だ。

週刊朝日 2017年11月3日号


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