【テレビ評】笑えない「わろてんか」と“朝ドラ感”ありの「トットちゃん!」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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【テレビ評】笑えない「わろてんか」と“朝ドラ感”ありの「トットちゃん!」

連載「てれてれテレビ」

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カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など。

カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など。

(c)カトリーヌあやこ

(c)カトリーヌあやこ

 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、「トットちゃん!」(テレビ朝日系 月~金曜12:30~)を朝ドラ感があると評価する。

*  *  *
「徹子の部屋」から黒柳徹子のドラマ。テレ朝黄金リレーのお昼なんである。徹子ドラマが終わるころには、NHKの朝ドラ再放送が始まっている。しかし続けて見ると、安定した朝ドラ感があるのはテレ朝の方だったりする(昼だけど)。

 吉本興業の創業者・吉本せいをモデルにしたNHKの「わろてんか」。芸人がバンバン登場して、朝からドッカンドッカン笑わせるのかと思いきや、今のところ全然「わろえない」。

 笑いよりも千葉雄大、松坂桃李、高橋一生などなど出しておけば、「あさイチ」の有働由美子アナも文句ねーだろ的、安易なイケメン推しが目立って、こんなんで後世吉本新喜劇が誕生するのかしらと、今から心配になる展開。

 一方テレ朝は、徹子の両親である音楽学校生・朝(ちょう=松下奈緒)とバイオリニスト・守綱(山本耕史)の出会いから始まる。1話で「君は音痴だ」とダメ出しし、2話でピアノを連弾したら、3話でアパートに連れ帰り、「あなたへの想い」と演奏聞かせて「音楽は捨てなさい。そして僕の妻になりなさい」と、なんたる速弾きプロポーズ。どんどんストーリーのリズムに持っていかれる勢いが、毎日20分の帯ドラマならではだ。


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