どうやら次男は瀧さんに「キングコングの倒し方」について持論を述べていたらしい。瀧さんにお付き合い頂き、次男はいい経験をさせて頂いた。
しばらくすると次男は休憩中の鈴木福くんとキャッチボール。
「あいつ、なかなか上手いね」。あいつって呼ぶんじゃないよ!! たしかに福くんは野球が上手い。野球とお芝居を両立して、「ポスト板東英二」の道はどうだろう。
私は鈴木保奈美さんと写真を撮って頂きご満悦。「知らんのか!? リカだぞ! リカ!……ママに聞けっ!」と次男に説明。ケータリングをたらふく頂いて、ロケ地を後にした。結局、江戸村は観られずじまい。
帰宅して、家族に「江戸村はどうだった?」と問われ、「『江戸時代』のはずなのに、キャッチボールして、美味しいもの食べて、ずっとパパの落語が流れてたよ? あと、パパはリカと写真撮って喜んでた!」。
次男には大きくなったら、正しい江戸時代の知識を身につけてほしい。ちなみに「藪入り」の時代設定は明治大正だったかな。まぁ、いいけども。
※週刊朝日 2017年9月29日号