井手口陽介のゴールが示したサムライブルーの新時代 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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井手口陽介のゴールが示したサムライブルーの新時代

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サッカーW杯アジア最終予選の豪州戦で、先制ゴールを決めた浅野に飛びつき喜ぶ井手口(中央)ら日本選手。新世代が躍動した(c)朝日新聞社

サッカーW杯アジア最終予選の豪州戦で、先制ゴールを決めた浅野に飛びつき喜ぶ井手口(中央)ら日本選手。新世代が躍動した(c)朝日新聞社

 とはいえ、そこは各年代代表の経験者だ。稲本が暴れたW杯の舞台は意識している。昨年11月に初めて日本代表に選ばれたが、試合出場はなく終わった。「呼ばれるだけでは意味がない」とガンバで武器を磨いてきた。その結果、日本代表での初ゴールは、相手のチェックをはじき飛ばして決めた渾身の右足シュート。「頭の中が真っ白になった」という一発で、チームとしても個人としてもロシア行きを決定づけた。

 メンタルもずぶとい。日本中が注目した初スタメンにも「普通の試合と同じ感じで入れた」。昨年のJリーグ開幕前に行われた新人研修での逸話がある。チェアマンの講話中に机に突っ伏して熟睡。「怒られたのがチェアマンだとあとで知りました」とけろりとしていたという。

 まさに「大器」。来年6月にロシアである本大会のときには、欧州クラブにいても不思議はない。(本誌・直木詩帆、西岡千史、太田サトル、小泉耕平/横田一)

週刊朝日  2017年9月15日号


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