シニアの希望職種と就職実績の違い(週刊朝日 2017年8月18-25日合併号より)
シニアの希望職種と就職実績の違い(週刊朝日 2017年8月18-25日合併号より)
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シニアの就職のポイント(週刊朝日 2017年8月18-25日合併号より)
シニアの就職のポイント(週刊朝日 2017年8月18-25日合併号より)

 高齢者の採用を積極的に行う企業が増え、大手スーパーやファストフード店だけでなく、多くの職場でシニアが活躍している。しかし、誰もが順風満帆に仕事を見つけられるわけではない。うまくいかないポイントはどこなのか、専門家に聞いた。

【リストはこちら】シニアの就職に大切なポイントは?

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 高齢者向けの求人は増えており、すぐに仕事が見つかりそうにも思えるが、うまくいかないケースもある。時給や勤務地などの条件を厳しく設定して、選択肢を狭めてしまう人が少なくない。いざ申し込んでも、何度も面接で落とされる人もいる。

 高齢者の話を聞いてきた東京しごとセンターの篠田高志さんは、いくつかのポイントがあるという。

「多くの人がぶつかる壁がモチベーション。それまで会社勤めだった人が再就職し、年下の上司の下で働くようになると、うまく対応できないこともある。気持ちの切り替えが必要」

 過去の職種に対するこだわりを捨てられるかも、問われている。

 円グラフを見てみると、東京しごとセンターに登録する人では「事務」や「専門」などを希望する人が多い。一方で実際に就職できた職種は「清掃」や「管理人」「調理」などの割合が大きくなっている。

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