詩織さんが明かしたセカンドレイプ「性被害者が声を上げられる社会に」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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詩織さんが明かしたセカンドレイプ「性被害者が声を上げられる社会に」

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本誌などの取材に思いを語る詩織さん

本誌などの取材に思いを語る詩織さん

 フリージャーナリストの詩織さん(28)が、素顔と名前を明かして、性被害を受けたと訴えている。元TBSのワシントン支局長でフリージャーナリストの山口敬之氏(51)から、2015年4月に、意識を失った状況で性行為をされたと主張。山口氏は書類送検され、嫌疑不十分で不起訴となっており、詩織さんは検察審査会に不服の申し立てをしている。

 性被害を訴える女性が自らカメラの前に立つ異例の記者会見をしたのが5月29日。それから1週間ほどたった6月7日に、詩織さんは週刊朝日などの取材に応じた。警察や病院が被害者に配慮した対応をとってくれなかったとして、改善を求めている。

 詩織さんの主な発言は次の通り。

「思った以上のメディアで取り上げていただいた。スキャンダラスなところで目をひくのは覚悟していたが、バッシングもあった。この1週間、想像していなかったことが多々あった」

「こういうことが起きたらどうすればいいのか、全く分かっていなかった。当時住んでいたアパートに帰ったのが早朝だったので、婦人科が開く時間まで待った。予約が必要だと断られたが、緊急なのでお願いしますと頼んだ。診察室に入ると、『何時に失敗されちゃったの』『はいお薬外で飲んで』と息つく間もなく終わってしまった。あの場では話せなくとも、チェックシートなどがあれば、一番最初の救いの場になるはずだったのに残念だった」

「その後東京の性被害者用のホットラインに電話すれば何か助けて、指示してもらえるんじゃないかと思った。そうしたら、面接に来てくださいと。起き上がることも出来ない状態なので電話上でアドバイスいただけませんかと言ったが、やはり面接をしなければいけないと。外に出ることも怖い。どこにどう話せばいいのかわからなかった」

――警察でもつらい思いをしたと主張しています。

「自宅に一番近い警視庁原宿署に行った。女性の方に話したいと希望を伝えた。女性警官に2時間ほど話したところ、『実は私は交通課なので警部補と話をしてください』と言われた。同じ話を男性の警部補にしなければいけなかった。話し終わった後で『高輪署の管轄なのでうちではできない』となった」


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