メンバーの山田は、この10年を、凸凹の道を歩いてきたようだと語る(※写真はイメージ)
メンバーの山田は、この10年を、凸凹の道を歩いてきたようだと語る(※写真はイメージ)

 山田涼介、知念侑李、中島裕翔、岡本圭人、有岡大貴、高木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太――Hey! Say! JUMP は、2007年のデビュー以来、18曲連続でオリコン週間シングルランキング1位を獲得。同年、東京ドームで開催したファーストコンサートは、史上最年少記録だ。だがステージを中心とした活動をしていたため、一般的な認知度はそれほど高くなかった。それがここ数年、バラエティー番組や映画、ドラマに引っ張りだこの存在となり、メンバー個人の活動も充実。ファン層を飛躍的に広げている。17年にデビュー10周年を迎える9人に、今の思いを聞いてみた。

*  *  *

山田:舗装されてない、凸凹の道を歩いてきたような気がする。

有岡:デビューしてから数年間は知名度が低くて、悔しい思いもしたからね。最近は僕たちが出ていない番組でも「Hey! Say! JUMP」の話題が出るときがあって、ありがたい。

高木:すっごい子どもだったのが、みんな大人になったからね。いろんな経験をさせてもらって、この10年で全員がすごく成長した。

岡本:10年間という長い間グループでやってこれたってこと自体がすごい。これはもう運命だと思う。

八乙女:10年経っても変わらないのは、仲の良さかな。

薮:ケンカしても、結局、次の日に仕事で一緒だったりするからね。仲悪くする意味もないかなって。

知念:逆に変わったことも、仲の良さかな。結成当初から仲は良かったけど、緊張したり壁があったりもしたから。今はそれがなくなって、一人の大人として仲良くできている。でも、「仲良くしよう」って意識しているわけじゃないから、たまたま相性のいいメンバーが集まったんだと思う。

山田:チームワークや結束力は、どんどん強くなってるし。

八乙女:キツイ仕事を一緒にやったりすると、絆が強まるよね。

知念:吊り橋効果?(笑)

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