アリシア・ヴィキャンデル “ボーン愛”でヒロイン決定? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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アリシア・ヴィキャンデル “ボーン愛”でヒロイン決定?

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週刊朝日#ドラマ
アリシア・ヴィキャンデル/1988年10月3日生まれ。スウェーデン出身。2015、16年は「エクス・マキナ」と「リリーのすべて」で多くの称賛を浴び、一躍時の人に。今後も目が離せない俳優の一人(撮影/写真部・加藤夏子)

アリシア・ヴィキャンデル/1988年10月3日生まれ。スウェーデン出身。2015、16年は「エクス・マキナ」と「リリーのすべて」で多くの称賛を浴び、一躍時の人に。今後も目が離せない俳優の一人(撮影/写真部・加藤夏子)

 マット・デイモン主演の人気アクションシリーズが9年の時を経て帰ってきた。第4作「ジェイソン・ボーン」のヒロインに抜擢されたのは、今年オスカー女優となったアリシア・ヴィキャンデル(28)。初来日を果たした彼女に、映画にまつわる話を聞いた。

 野心を秘めた、したたかな美しき女性CIAエージェント、ヘザー・リー。映画では近寄り難さを漂わせていたアリシアだが、取材部屋へやってきた彼女は身長170センチの筆者よりずっと小柄でかわいらしさ全開。冷酷な雰囲気はみじんもなかった。

「映画のイメージとまるで違いますね」と言うと、「アハハハハハ」と大笑いされてしまった。本作出演のきっかけは、エージェントの電話から。

「フランスで撮影していた時だったんですが、『ポール・グリーングラス監督が会いたがっている』と。当時から新しいボーン映画が作られると聞いていたので、ファンの一人としてワクワクしていたんです。送られてきた台本に目を通し、監督にお会いしましたが、その時はいかに自分が何度もボーンシリーズを見ているか、どれほど好きなのかなどのお話だけ。万が一参加させていただけるなら大変光栄です、で終わりました」

 そんな彼女のボーン愛が通じたのか、後日「万が一」はやってきた。

 アリシアはスウェーデン出身。バレリーナを目指していたがケガなどが続き俳優を志すようになった。19歳の時に自国のリサ・ラングセス監督に長編映画の主演に起用され、「人生の転機が訪れた」。これまで文芸作品からアクション映画まで幅広いキャラクターを演じてきた。世界的に注目を集めたのが今年の第88回アカデミー賞をにぎわせた「リリーのすべて」だ。女性として新たな人生を始めることを決意した夫を献身的に支え、理解する妻・ゲルダを熱演し、助演女優賞を獲得した。とはいえ、受賞して2日後には本作の撮影に戻っていたと言う。

「その後もずっと現場にいることが多いので、オスカーのことを尋ねられるたびに『それって私のことなんだ』と受賞したことを思い出します(笑)」

 だれもが認める演技力だが、彼女は役づくりを「有機的なプロセスであるべきだ」と言う。監督のやり方によっても役へのアプローチが左右されるだけに、まずは「キャラクターの基礎の部分に迫ること」を第一に、撮影しながら細かなことを積み上げていく。「制作中もずっと役づくりは続きます」と語る。


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