菊池雄星はこう使え! 東尾修が起用法を提言 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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菊池雄星はこう使え! 東尾修が起用法を提言

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
菊池雄星投手の起用法とは?(※イメージ)

菊池雄星投手の起用法とは?(※イメージ)

 西武・菊池雄星投手が巨人戦に登板したときの投球内容を西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏が分析した。

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 プロ野球の交流戦はまだ半ばではあるが、西武が勝率5割前後に戻してきた(6月7日時点で4割9分1厘)。開幕から不安定だった投手陣がしっかりしてきた印象を受ける。左の菊池雄星、右の高橋光成が、勝つ中でどんどん自信を深めていってほしい。

 6‐2で巨人を下した7日の試合(西武プリンスドーム)で、菊池の投球を見た。三回までに六つの空振り三振を奪った球威、変化球のキレは素晴らしかった。ただ、巨人打線が2巡目に入った四回、変化球でカウントを取れずに2四球を与え、2点を失った。

 この日の投球内容を分析してみよう。

 ふだん対戦しない巨人の打者は、パワーピッチャーの菊池の直球に負けまいと、かなりの確率で速球を待っている。変化球が多少甘くなっても、本塁打を打たれることはない。もっと簡単にストライクを取りにいってもよかった。仮に本塁打されても、ソロなら1点。球数が増えて投球リズムを崩し、長い回を投げきれない状況に陥るほうが、ベンチにとってはつらい。

 先発投手が1試合を投げきる場合、打者は打席に立つたびに球に目が慣れてくる。各打者と3打席ずつ対戦するとすれば、3打席目にいかに的を絞らせないかが大事だ。菊池には球威という武器があるのだから、序盤も速球で押し切るくらいでいい。


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