朝、血圧が高い人は要注意 “死に近い”高血圧の見分け方 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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朝、血圧が高い人は要注意 “死に近い”高血圧の見分け方

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週刊朝日#健康
降圧薬が効きにくい人や若くして発症した人は…(※イメージ)

降圧薬が効きにくい人や若くして発症した人は…(※イメージ)

 高血圧は一生つきあう病気と思っている人は多いだろう。だが高血圧の一種、原発性アルドステロン症なら、手術で根治も期待できる。とくに降圧薬が効きにくい人や若くして発症した人は、この病気を疑ってほしい。

 高血圧は該当者が日本で最も多い病気で、約4千万人とされている。大多数は原因不明で一生薬を内服し続ける「本態性(ほんたいせい)高血圧」だが、何らかの病気の症状として血圧が高くなり、外科的処置などで改善する「二次性高血圧」もある。

 後者で最も頻度が高いのが「原発性アルドステロン症」だ。一般に高血圧症全体の5~10%を占めるとされており、日本では200万~400万人にのぼる。

「以前はまれな病気と思われていましたが、診断技術の向上で珍しくないことがわかってきました。しかし、まだ見逃されている患者さんが多いのが実情です。この方々を見つけ出すことが非常に重要です」

 と、横浜労災病院名誉院長の西川哲男医師は言う。西川医師は、原発性アルドステロン症の世界的な研究者で、日本内分泌学会の診断治療ガイドライン作成委員長も務めた。

 重要だという理由は合併症を起こすリスクが高いからだ。この病気の人は本態性高血圧の人に比べて、脳卒中(脳梗塞、脳出血)の発症リスクは4倍、心筋梗塞は6倍、不整脈のひとつである心房細動は12倍にもなる。

 原発性アルドステロン症は、副腎(ふくじん)から分泌されるアルドステロンというホルモンが過剰に出る病気だ。副腎は小さな臓器で、左右の腎臓の上にある。

 アルドステロンがたくさん出ると、なぜ血圧が上がるのか。


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