今度は相場操縦で強制調査 村上世彰氏がまた狙われる理由 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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今度は相場操縦で強制調査 村上世彰氏がまた狙われる理由

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拠点のシンガポールから操縦?またも嫌疑がかかった村上世彰氏 (c)朝日新聞社

拠点のシンガポールから操縦?またも嫌疑がかかった村上世彰氏 (c)朝日新聞社

 監視委に直接問い合わせると、「個別案件はお答えできません。相場操縦を判断する(数字などの)定量的な基準はありません。法にのっとり、総合的に判断します」との回答がきた。

 今回の背景は一体何なのか。監視委OBが驚きの証言をしてくれた。

「実は取り締まれる相場操縦はごく一部。数が多すぎてさばき切れない。だからこそ『一罰百戒』なんです。早い話が見せしめです。ニートの投資家じゃ意味がない。目立つ有名人やエリートを『一罰』にするんです」

 OBによると、監視委は不自然な動きの取引を探し出し、〝狙い〟を定めると3年ほど執念深く監視する。「村上氏はいったん市場を退出したはずの人物。不自然な動きをすれば、監視を外す理由はない」(監視委OB)という。

 監視委単独の調査案件は「3割ぐらいはポシャる」らしいが、東京地検が今後、「合同」で捜査に乗り出せば、村上氏の立件の可能性が一気に高まるという。

 物言い監視委と、物言う株主の勝負はいかに。

週刊朝日 2015年12月11日号


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