「自慢話をしない」ご近所円満の“心得6カ条” (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「自慢話をしない」ご近所円満の“心得6カ条”

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犬をきっかけに仲良くなったものの…?

犬をきっかけに仲良くなったものの…?

 神奈川県に住む小山恵一さん(仮名・85歳)は、昨秋妻を亡くし、一人暮らしになった。50代の2人の息子は別に暮らしている。

「息子は所帯を持つと娘ほど家に来ないと聞くけど、うちも交流はあっても年に何度か会う程度」

 小山さんは75歳まで会社の役員をし、営業を手伝い全国を飛び回っていた。今の家に住み始めたのは約50年前。ニュータウンとして開発された高台に家を建てた。隣もほぼ同時期に越してきたが、仕事をしている間はあいさつを交わす程度。変わったのは10年前だ。

「病弱だった妻のがんがわかり、私の退職とともに本格的な介護が始まりました」

 妻は入退院を繰り返したが、調子のよいときは小山さんの車で旅に連れ出した。その後一人暮らしになった小山さんだが、思いがけないことが起きた。

「ほとんどつきあいがなかったのに近所の方が私の体を気にしてくれたり、よく声をかけてくれるんです」

 道で会えば血圧の具合を尋ねられたり、雨戸が閉まったままだとお隣が訪ねてきたりする。そんな気遣いに小山さんも積極的にこたえる。車で外出から帰った後には、窓越しに隣の家に「帰りました」と声をかける。すると「はーい」という返事があるという具合だ。

 小山さんがよく行く食料品店の女性店主は言う。

「奥様は優しくすてきな方でした。そんな奥様を小山さんは懸命に介護されました。愛妻家の姿を見ていたので、そばで見守って、時々煮物などのお料理を届けています」


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