田原総一朗「『一強多弱』の終焉を読み間違えた自民議員のメディア恫喝」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗「『一強多弱』の終焉を読み間違えた自民議員のメディア恫喝」

連載「ギロン堂」

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 自民党議員によるマスコミ批判発言が物議を醸している。そこには自民党の焦りがあるとジャーナリストの田原総一朗氏は指摘する。

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 安倍晋三首相に近い自民党議員による勉強会「文化芸術懇話会」での参加議員らの発言が大きな問題になっている。

 この会は6月25日の夕に自民党本部で行われ、まずは報道陣に公開するかたちで作家の百田尚樹氏が講演をし、その後は非公開となった。

 問題発言が相次いで飛び出したのは、非公開後である。

「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番。安倍晋三首相も言えないことだが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんてとんでもないと、経団連などに働きかけしてほしい」(大西英男衆院議員)

「青年会議所理事長のとき、マスコミをたたいたことがある。スポンサーにならないことが一番(マスコミは)こたえることがわかった」(井上貴博衆院議員)

「先生(百田氏)なら沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていくために、どのようなアクションを起こすか。左翼勢力に完全に乗っ取られている」(長尾敬衆院議員)

 そして長尾議員の問いに答えるかたちで、百田氏が「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさなあかん」と発言したのである。


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