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夜の睡眠妨げる“間違った昼寝” 不眠症の原因にも

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週刊朝日#健康

昼寝のしすぎはよくない?(イメージ)

昼寝のしすぎはよくない?(イメージ)

レコーディング快眠法

三島和夫著
定価:1,296円(税込)

978-4023313903

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 長い昼寝は不眠を悪化させる。安田洋次さん(仮名・67歳)は、寝つきが悪いだけでなく、寝つけても明け方に目を覚ましてしまう。「ほとんど寝た気がしない」と悩んで、睡眠日誌をつけてみたところ、昼過ぎから2~3時間も昼寝をしていることが確認できた。

「夜眠れていない分、昼食を食べるとつい眠くなってしまって……。でも睡眠日誌をつけるまで、そんなに長く昼寝をしているとは思っていませんでした」

 安田さんは「昼寝はしない。我慢できないときは20分以内」と決めて実行したところ、夜の寝つきがよくなり、しっかり眠れるようになった。

 短時間の昼寝はその後の作業能率を上げるなどメリットが得られるが、1時間の昼寝はその3倍分、夜の眠気を減らしてしまう。肝心の夜の睡眠が浅くなり、翌日に疲れやだるさが残ってまた昼寝という悪循環に陥りやすい。昼寝をするなら午後3時までのなるべく早い時間、20~30分程度にとどめたい。

 不眠症状に悩んでいる人のうち、治療を受けている人は5%にも満たない。国立精神・神経医療研究センターの三島和夫医師は「不眠をそのままにするのはとても危険」と警鐘を鳴らす。

「眠れなければ毎晩苦しいだけでなく、日中もイライラや集中力の低下、疲れなど心身にさまざまな不調が生じ、日常生活に支障を来します。また慢性不眠の人は、生活習慣病や認知症を発症しやすいこともわかっています」

週刊朝日  2015年7月3日号より抜粋


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