“上海株”が乱高下 ついに中国バブル崩壊か (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“上海株”が乱高下 ついに中国バブル崩壊か

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景気がいいように見えるが、先行きは不透明 (c)朝日新聞社 

景気がいいように見えるが、先行きは不透明 (c)朝日新聞社 

 好調続く上海総合株価指数(上海株)だが、いま不気味な値動きを見せている。

 上海株は6月12日、5166.350と年初来高値をつけ、7年5カ月ぶりの高値水準になったが、その後大幅下落し、19日には4478.36にまで落ち込んだ。この動きについて、第一生命経済研究所の主席エコノミストの西濵徹氏は説明する。

「日本の株式市場は外国人投資家や機関投資家の層が厚い。一方、中国は社会保障が不十分なうえ銀行に預けても金利が少ないため、投資をする人が多い。つまり個人投資家の層が厚い。借入金を元手に投資する人たちも年々増えているので、乱高下しやすいのです」

 上海株は、すでにバブルだと言っていいだろう。独自調査に定評のあるスフィンクス・インベストメント・リサーチの藻谷俊介エコノミストは解説する。

「月次の経済指標で良い数値のものがほとんどないにもかかわらず、株価が高すぎる。中国GDPの年成長率は7%と言われているが、実体経済を反映していない。現実にはもっと低いと考えられます」

 中国の経済指標は当てにならないものが多いが、信頼性が高いと言われる指標は三つある。「電力消費量」「融資規模」「鉄道輸送量」だ。これはエコノミストだった李克強首相がこだわる数値で、「李克強指数」とも呼ばれる。


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