くらたま 自民・改憲漫画の“あざとさ”を指摘 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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くらたま 自民・改憲漫画の“あざとさ”を指摘

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 自民党が「憲法改正」をテーマに漫画を作った。イマドキの軽いタッチでさらっと読めるが、改憲への抵抗感が薄まる怖さがある。

 安倍自民党が改憲願望を隠さない今、「たかが漫画」と安易に読み飛ばしていいものか。漫画家の倉田真由美さん(43)は、この漫画の怖さをずばり指摘する。

「高齢のおじいちゃんが、訳知り顔で『~じゃよ』と言うのは、相手を納得させる漫画のルールのようなもの。このルールが各所で使われていて、いかにも中立の立場で説明していることを装いつつ、答えは決まっている“あざとさ”を感じます」

 若夫婦の「ほかの国では憲法改正ってやってるのかな」「憲法って大事ですもの。そう簡単には変えられないんじゃない?」という疑問には、「意外とやってるみたいだぞ。アメリカが6回、韓国が9回、フランスは27回、ドイツは60回」と祖父が答えた。

「意外だね!」と驚く若夫婦の前に、今度は曽祖父が「ドイツも日本と同じ敗戦国じゃが、憲法改正はきちんとやっとるぞ」。

 こうした記述は、改憲政党・自民党の本領発揮といったところだが、

「それは自民党の決めつけでしかありません。憲法はとても大切なもので、そうそう簡単に改正できなくていいと思いますし、読み終わるまでにジワジワと読者を改憲へと誘導しているのは明らか」(倉田さん)


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