海外旅行帰りが危ない! デング熱だけじゃない感染症 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

海外旅行帰りが危ない! デング熱だけじゃない感染症

このエントリーをはてなブックマークに追加
デング熱の感染源になっている蚊を調べるため採取する自治体職員 (c)朝日新聞社 

デング熱の感染源になっている蚊を調べるため採取する自治体職員 (c)朝日新聞社 

 もうすぐ蚊の季節。昨年、蚊が媒介して広がる「デング熱」の国内感染が69年ぶりに確認され、大騒ぎになったのは記憶に新しい。ただし、海外から持ち込まれたウイルスによる感染症は、ほかにもある。ゴールデンウィークに外国を訪ねていたら、要注意です。

 今、専門家が警戒を強めているのが「チクングニア熱」だ。これまでに国内感染は確認されたことはなく、デング熱と同様、蚊を介して感染し、発熱や体の痛みがある。過去数年、海外で感染して帰国する患者は年間十数人いる。

「中南米では一昨年末に流行が始まってから130万人以上患者が出ています。症状は発熱や体の痛みのほか、関節が腫れるほどの関節炎が起き、数カ月から数年間激しい痛みが続くこともあります」(国立国際医療研究センターの忽那賢志医師)

 海外で感染して帰国した患者は今年に入って3人と少ないが、カリブ海諸国など中南米に旅行するときには、注意が必要だ。

 昨年のデング熱の流行は、衛生環境が良くなり、感染症への注意をおろそかにしがちな現代への“警鐘”だったのかもしれない。たかが蚊、されど蚊。自分自身と周囲の人の健康を保つために、日頃から気を配ってみてほしい。

週刊朝日 2015年5月22日号より抜粋


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい