田原総一朗「沖縄と対話しない安倍政権をプロデュースする官僚に問題あり」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗「沖縄と対話しない安倍政権をプロデュースする官僚に問題あり」

連載「ギロン堂」

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問題は官僚にあり?

問題は官僚にあり?

 協議に消極的な姿勢を見せる安倍政権。ジャーナリストの田原総一朗氏は、政治家を支える官僚たちに問題があるという。

*  *  *
 先日、国土交通省に今年入省した官僚たちの研修会に呼ばれた。百数十人の新官僚に1時間半話をしてほしいというのである。

 何を話せばよいのか。いろいろ迷った末、4月20日付の日経新聞の世論調査を持ち出した。

[1]消費税率を2017年4月に10%に上げることに「賛成」が31%、「反対」が58%。

[2]集団的自衛権行使に関する法案成立に「賛成」が29%、「反対」が52%。

[3]米軍普天間基地の辺野古移設は「計画通りに」が36%、「見直すべきだ」が47%。

[4]原発再稼働は「進めるべきだ」が30%、「進めるべきでない」が58%。

 民意は、いずれも反対のほうが多い。しかし「民意」に逆らって、それらをやるのがあなたたちの役割だ、と私は述べたのである。

 かつて、竹下登という政治家が、私に次のようなことを言った。

「国民に歓迎され、好かれたいと思う人間は野党の政治家になれ。そして国民から嫌われる覚悟を持てる人間が政権与党の政治家になるべきである」

 竹下登という政治家は、いわゆる「エエカッコ」をしない。その意味では国民ウケのしない人物であったが、彼の言葉は至言だと、私は強く感じている。


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