空前の大ブーム「サウナ」 中高年の注意点とは (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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空前の大ブーム「サウナ」 中高年の注意点とは

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ライター・伊藤あゆみ週刊朝日

 空前のサウナブーム到来と言われ、専門誌は大ヒット。「ロウリュウ」なるイベントが大盛況で、いまやサウナは老若男女が集うレジャースポットだ。しかし、サウナと言えば心筋梗塞や脳梗塞の引き金になることも知られている。ブームの今だからこそ、サウナの魅力と注意点を探った。

 数々の健康効果が認められているサウナだが、気がかりなこともある。81歳女性は数年前に心臓を患い、ドクターストップがかかってサウナをやめていたという。また2003年、歌手の西城秀樹さんがサウナ入浴後に脳梗塞を発病したのは記憶に新しい。

「高温のサウナ、そして直後の冷水浴が脳梗塞や心筋梗塞の引き金となりうるのは事実です。特に中高年の方は、十分注意する必要があります」(同)

 原田医師によれば、サウナは心筋梗塞・脳梗塞のほか不整脈なども引き起こす可能性があるという。そういった動脈硬化性の病気を引き起こす原因のひとつは、大量の発汗により脱水状態になること。血液中の水分が減少して血栓ができやすくなるのだ。

 もうひとつは、血圧が急激に変動すること。サウナに入ると、直後は急激な温度変化に反応して血圧が上昇するが、やがて血管が拡張して血圧が下がる。が、サウナから出た後に冷水を浴びると再び急上昇する。このような血圧の急変が心臓や脳の血管にダメージを与えるのだ。

「心配なのは、血圧が上がったときだけではありません。実は血圧が下がったときに脳の血流が極端に停滞し、脳梗塞を起こすこともあるのです。また、サウナから出るとき、血圧が下がりすぎていて失神・転倒する恐れもあります。そういう意味では、サウナの後の冷水浴は血圧を上げる手段として有効とも言えるのですが……」(同)


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