室井佑月 ヤジ飛ばされた塩村議員に「なぜいい返さない」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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室井佑月 ヤジ飛ばされた塩村議員に「なぜいい返さない」

連載「しがみつく女」

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 セクハラ野次に失言と、続く政治家たち。作家の室井佑月氏は「許されていいのか?」と怒りを露わにする。

*  *  *
 6月18日に開かれた東京都議会の本会議で、晩産化について質問したみんなの党の塩村議員に、

「お前が早く結婚すればいいじゃないか」

「産めないのか」

 そんな酷いヤジが飛んだらしい。議場は笑いに包まれ、舛添知事もニヤリとしていたって。この人、信用ならないね。だって、働く女の地位の向上などをうったえていなかった?

 表向きと内心は違うってところか。ほかの議員のオッサンもだよ。誰一人として、

「今の発言はセクハラだ」

 そういってヤジを制止しなかった。笑ってたんでしょ、みんな。ってことは、その場ではそれが悪いことってわからなかったのか。

 それとも、巷にはびこるいじめの構造と一緒で、ただまわりの空気に同調していたのか。どっちにしても、みなさん、議員という仕事は向いていないと思う。こういう人たちを税金で食わせているのかと思うと腹が立つ。

 ヤジを飛ばされた塩村議員は議席に戻って、ハンカチで涙をぬぐっていたみたいだ。

 あなたもさ、なぜいい返さない。巷ではもっと酷いセクハラが問題になっているんだよ。女性の代弁者として議員になったのなら、そんなに弱くてどうする。いい返してやればよかったんだ。

「おなじことを、小池百合子先生にいってみてください。首相の奥様にも、子どもを産めっていってください」って。


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