増税でも値下げ 牛丼、ハンバーガー、あのランドも

週刊朝日#増税
 4月から消費税が8%に上がった。値段が上がる前に買い物をしようと、3月末はスーパーや百貨店が大混雑となった。しかし、増税されたからといって、あきらめるのはまだ早い。価格を据え置いたり、値下げをした商品があるのだ。

 4月1日以降、税込みの価格を据え置いたり、値下げした商品やサービスを調べた。

「価格据え置き組」は、イトーヨーカ堂やイオン、無印良品など大手スーパー、小売りが並ぶ。イトーヨーカ堂では衣料品など1797品目の価格を据え置くとともに、食品など775品目を値下げした。

「利用する頻度の高い日用品や生活必需品を中心に『生活を応援する』という意味で価格を据え置きました」(セブン&アイ・ホールディングス広報センター)

 価格据え置き期間は4月30日までだが、「期間について状況を見ながら対応する」(同) という。また、飲料も価格を据え置くところがある。自販機で売られる缶コーヒーや清涼飲料水は、1円単位の値上げが現実的ではない。このため、多くの企業が10円単位の値上げに踏み切ったが、ダイドードリンコは、「ダイドーブレンドMコーヒー」など14商品の価格を据え置いている。観劇関係では、劇団四季がチケット料金を据え置いた。

 一方、「値下げ組」は、牛丼やハンバーガーなどファストフードでみられる。これまでも熾烈な値下げ競争が行われてきた業界だ。牛丼(並盛)は3月末まで、すき家、吉野家、松屋の大手3社は280円で横並びの値段だった。吉野家、松屋は4月に入って相次いで値上げしたが、すき家は10円値下げした。

「牛丼の並盛は本体価格を267円から250円に値下げし、税込み価格を270円にしました。セットメニューなど値上げしたものもありますが、基本的には注文率の高いメニューを値下げしています」(すき家を展開するゼンショーホールディングス広報室)

 値下げの効果は早くも出ているという。4月3日時点では、来店者は前の週に比べて増えているそうだ。マクドナルドはハンバーガーを120円から100円に、チーズバーガーを150円から133円に値下げした。

「4月1日以降、増税の負担感があるので、お得なものを提供したいと考え、ハンバーガーやチーズバーガーなど象徴的な商品を値下げしました」(日本マクドナルドPR部)

 大幅な値下げをしたのはサンリオピューロランドだ。平日パスポート(大人)を4400円から3300円へと1100円も値下げした。

週刊朝日  2014年4月18日号

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