(※イメージ)
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 モスクワで開催されていた「世界陸上」は、8月18日、9日間の熱戦に幕を下ろした。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が短距離3冠を達成し、高校3年生の桐生祥秀は男子400メートルリレーの1走として、日本の6位入賞に貢献した。数々のドラマが生まれたが、日本の視聴者をテレビの前に釘付けにしたのは、おなじみ増田明美さん(49)の「小ネタ」解説だ。

 増田さんは今回も絶好調だった。大会初日の女子マラソンで、いきなり“独走”。史上初の2連覇を果たしたエドナ・キプラガト(ケニア)について、「お子さんが2人いるんですけど、お姉さんが4年前に亡くなって、その子どもも養子にもらったそうで、にぎやか家族なんですね」。

 入念な取材によって、はるかケニアの家族関係まで調べ上げていた。4位に入った木崎良子に関しては、「沸教大学の出身なんですけど、保育士になりたかったようです。北海道士別市で出会った男のお子さんと文通しています」と心温まるエピソードを披露。さらに、「野口みずきさんは、フランクフルトで日本人の美容師に髪を切ってもらった」と、まさにノンストップ状態だ。

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