2030年には渋滞も事故もナシ? 自動運転で車社会が変わる 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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2030年には渋滞も事故もナシ? 自動運転で車社会が変わる

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週刊朝日

 国内外問わず、電気自動車の開発に挑む自動車各社。太陽エネルギーと電気自動車の研究を30年続ける慶応大学教授で、株式会社シムドライブ社長の清水浩氏(65)は、将来は自動運転で渋滞も事故もない社会ができるという。

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「古い技術が新しい技術に変化するのはわずか7年」という説があります。携帯電話がそうだったように、利便性でガソリン車に勝る電気自動車が普及するのは時間の問題です。

 通話だけだった携帯電話が、メールやカメラはもちろん、今やスマートフォンにアプリを入れ、多機能端末として使われています。ですから、車も新たな機能を有する時代が来るはずです。その最大の機能は自動運転でしょう。

 安全性が確保された自動運転が実現すれば、現在のような車間距離は不要となり、約1メートル間隔で時速100キロでの走行が可能になります。そうなれば、現在の道路のままでも交通量を20倍に増やすことができ、渋滞や事故も無縁です。

 人が運転しなくても、いつでもどこでも自由に行き来できます。将来的には、子どもや高齢者、障がい者でも車での移動が可能になります。車自体がパーソナルな空間となるのです。携帯電話の普及で人々の生活が一変したように、移動の概念も大きく変化するに違いありません。

 2030年から振り返れば、大震災や原発事故のあった11年が、新しいエネルギーや技術にシフトし、社会がよりよい方向に変わる転換点になったと考えられるのではないでしょうか。これからの未来は決して暗くありません。むしろ、希望を持っていいのです。

週刊朝日 2013年1月18日号


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