池田早大教授 「健診に行くのはアホ」の真意とは? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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池田早大教授 「健診に行くのはアホ」の真意とは?

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 がん検診を20年以上、健診も8年以上受けていないという早大の池田清彦教授。健診を受けても受けなくても、がんの手術はしてもしなくても、余命にはさして違いがない、と持論を展開する。

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 テレビに出ているせいか、ここの所講演に行く機会が増えた。会場にお年寄りの方が多い時は、「健康診断は体に悪い」とか「どうせ死ぬならがんがいい」とか「がん放置療法のすすめ」とかいった話をすることが多い。後二者は近藤誠の受け売りである。

 池田清彦は人を笑わせるためだけに過激なインチキ話をしていると思っている人も中にはいるようだけれども、民主党と違って私はウソはつきません。昔、私と同じ姓の池田勇人首相は「私はウソは申しません」と言って総選挙を戦ったが、今日びの政治家はウソつきは政治家のはじまりとでも思っているのでしょうね。

 池田勇人は喉頭がんの手術を東大病院で受けた9日後に術後肺炎のため亡くなった。手術を受けなければ、いずれ死ぬとしてもしばらくは生きていたはずだ。これは本当である。手術は体を傷つけることだから、痛いわ、体力は無くなるわ、でいいことは何もないと私は思う。

 そもそも自覚症状もないのに健診に行くのはアホである。真面目な人は、医療資本の食い物にされて、沢山の薬代と治療費をむしり取られた挙げく、殺されてしまうのが、残念ながら現代日本の真実である。私は医者に食われるくらいならシデムシに食われたい。

週刊朝日 2012年12月28日号


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