民主が駆け込み改革で国の「緩い決算書」を指摘 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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民主が駆け込み改革で国の「緩い決算書」を指摘

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週刊朝日

 政治主導は空手形、国会対策もままならず、円高対策もデフレ脱却も空回り。民主党政権はこの3年間、何をやってもダメダメだったが、下野へのカウントダウンが始まったからか、「駆け込み改革部隊」が元気いっぱいになっている。

 栃木県知事などを務めた福田昭夫前総務政務官(64)は、「決算システム」に切り込もうとしている。

「国の決算はものすごく緩く、明細書がいらない。決算書を見てもカネの具体的な用途がわからないから、流用は簡単だ。自治体じゃ考えられないよ」

 問題は国の会計システムにあると主張する。

「国は年間2800万件の支出を『ADAMS (アダムス)Ⅱ』というシステムを使って支払っている。ところが品目や単価、数量は出てこない。決算書を見ても『〇〇費』としてまとめられてしまっている」

 2010年度の決算書を開くと、例えば防衛省の「艦船の整備維持に必要な経費」は797億753万3985円が支出済、となっているだけで、内訳はわからない。

 福田氏は、1件ごとの支出がわかる新システムの開発を、党のマニフェストを担当する細野豪志政調会長(41)に訴えるという。

週刊朝日 2012年10月26日号


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