父の勤め先が倒産した水谷豊 俳優は「バイト感覚」で始めた 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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父の勤め先が倒産した水谷豊 俳優は「バイト感覚」で始めた

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 熱血教師から冷静な刑事まで、多彩な役をこなす俳優・水谷豊さん。12歳で児童劇団に入り、16歳でドラマ「バンパイヤ」に主演が決まり、次々と仕事が舞い込んだ。だが、一方で「自分の場所はここではない」と思い始めたという。水谷さんが当時を振り返る。 

*  *  *
 いろんな経験をして楽しかったんですけど、それでも「自分には、もっと向いてることがあるだろう」と思っていたんですね。それで高校のときにプロダクションを辞めて、アメリカへ行くことにしたんです。家でもOKが出て、高校の先生にも相談して、卒業したらアメリカに行くことになっていた。しかしその矢先に父親がいた会社が倒産。援助できない、アメリカ行きなんてとんでもない、ということになってしまったんです。
 しかたなく大学を受けたんですが失敗し、浪人になった。でも家がそういう状態ですから、アルバイトをしなきゃならない。そういうときに、僕を知ってたテレビ局のプロデューサーから「ちょうど19歳の役を探してるんだ」と声がかかったんです。普通にバイトするよりはるかにお金もいいし、じゃあ、と役者に戻ったんです。そのドラマが放送されると、それを見た方が「こういう役をやってもらいたい」と言ってくださって、その繰り返しで仕事が続いていった。いま思うと、ずっとそのアルバイトが続いてきた状態なんです。
※週刊朝日 2012年5月4・11日号


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