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きょう24日は清々しい晴天となった関東地方。週末にかけて晴れる日が続く見込みです。ただ、来週は台風2号の動向に注意が必要です。本州付近には前線が停滞するため、台風から離れた関東にも、局地的な大雨をもたらすおそれがあります。

関東 あす25日も清々しい晴天 週末2日間とも晴れる

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きょう24日(水)、日本付近は高気圧に覆われて、全国的に清々しい晴天となりました。
関東地方は、きのう23日(火)は一日雨で3月並みの気温でしたが、きょうは一転してよく晴れて、この時期らしい気温となりました。

あす25日(木)から28日(日)にかけて、高気圧圏内に入り、晴れの天気が続く見込みです。
5月の週末は雨の降る日が続きましたが、土日2日間とも雨が降らないのは、4月4週目(22日土曜・23日日曜)以来で、久しぶりになりそうです。

来週にかけて列島に影響か 台風2号の動きに注目

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今後、注意が必要なのが「台風2号」の動向です。

きょう24日(水)午後3時、非常に強い台風2号が、マリアナ諸島をゆっくりとした速度で北西へ進んでいます。
この先、海面水温の高い海上をゆっくり通過し、勢力を強める見込みです。

28日(日)午後3時には、フィリピンの東で台風の勢力で最も強い「猛烈な」勢力となる見込みです。中心気圧が905hPaが予想されていて、予想通りに気圧が下がると、5月としては最強レベルの「異例の強さ」となります。
5月に台風が「猛烈な」勢力となるのは、2015年の6号以来で、8年ぶりです。(この時の中心気圧は920hPa)

台風2号は、29日(月)には「非常に強い」勢力を保ちながら、沖縄の南を北西に進む見込みです。台風の影響で、沖縄の海域では27日(土)頃からうねりを伴い、しけるでしょう。また、台風の進路によっては、28日(日)頃から大しけとなるおそれがあります。
沖縄でも接近前から台風の影響が出始めますので、早めに備えを行って、安全な行動をとってください。

その後の、台風の動きはまだ定まっていませんが、本州付近には前線が停滞するため、台風が接近しなくても、関東など東日本の太平洋側で大雨となるおそれがあります。

関東 28日まで晴天 29日以降は台風+前線の大雨に注意

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27日(土)までは、関東地方は高気圧に覆われて晴れるでしょう。
28日(日)は雲が広がりますが、日が差す時間もあり、天気の崩れはなさそうです。
だんだん湿気が多くなり、週末はムシムシとした体感になるでしょう。内陸部では30℃近い暑さになりますので、屋外、屋内に関わらず、熱中症に注意してください。

そして29日(月)以降は、本州付近に前線が停滞するため、広い範囲で雨が降るでしょう、台風からの湿った暖かな空気が流れ込むと、雨量が多くなったり、局地的に大雨となるおそれがあるため、注意が必要です。

関東 6月スタートから大雨や長雨に注意

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6月1日(木)以降も、雨や曇りの日が続き、天気がぐずつくでしょう。
最高気温は25℃前後の日が多く、湿度は高くムシムシとした暑さが続くでしょう。
雨の季節も近づいてきていますので、週末にかけての晴天を活用し、雨対策や湿気対策などを検討されると良さそうです。

台風2号の動き次第で、来週以降は、雨の降り方や雨量が大きく変わります。今後の台風の動向や影響に注意してください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。

③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。