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今日(24日)は北よりの風が広く吹き、晴れた割には気温の上りが鈍くなった北海道。明日(25日)は一転して南よりの風となり、内陸を中心に気温が上がりそうです。この先一週間の天気と合わせて解説します。

【今日は道東方面で寒く】

今日の北海道付近はオホーツク海南部に中心を持つ高気圧に覆われ、広く晴れています。またこの高気圧や日本の東を北上する低気圧の影響で今日の道内は北よりの風が吹きやすくなりました。沖合の海面水温が5℃以下の領域が広がる道東方面では、冷たい海風の影響で気温が上がらず、オホーツク海側の沿岸などでは15時までの最高気温が10℃に届かないところもありました。5月も終盤ですが、これらの地域ではストーブなどの暖房も必要となるような寒さになりました。

【明日は気温上昇 気温差による体調不良に注意を】

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明日は本州方面に中心を持つ高気圧が北海道に張り出す見込みです。南よりの風が上空に暖かい空気ももたらし、道内広い範囲で平年を上回る気温となる見込みです。特に今日空気がひんやりとしたオホーツク海側では大雪山系から吹き下ろす南西の風にフェーン現象も重なって気温が上がり、北見など内陸では30℃近くまで上がると予想されます。今日と比べると服装調節だけでは体調維持に対処できない気温差となる可能性もあります。可能であれば軽い運動や入浴などで適度に汗をかくなどして暑さを体から逃がし、暑熱順化をはかるようにして下さい。

【週末から雨 週明けは再び空気ひんやり?】

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この先一週間を見ると、暖かさは週末28日で一旦終わりとなりそうです。27日は道北などで弱いながら雨が降り、その後も低気圧や気圧の谷の影響で天気がぐずつきそうです。そして、週明けの29日には日中の最高気温が広く20度を下回り、翌30日は上空の寒気の影響を受けて、道北など最高気温が一桁となる所もあるでしょう。気温の変動があわただしい一週間となりそうです。体調管理に引き続き注意していきましょう。