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花粉シーズンも終盤です。この先、西日本では連日「少ない」、関東も今週後半は、晴れる日も「少ない」予想に。ただ、九州など西日本では黄砂が飛来しやすく、今週前半も予想されています。黄砂は花粉症などアレルギー症状を悪化させる事もあるため注意が必要です。花粉+黄砂の予防と対策は?

花粉シーズン終盤へ

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あす17日月曜は、九州~関東で「ヒノキ花粉」が予想されていますが、九州や近畿など西日本では「少ない」予想です。東京では「やや多い」予想ですが、今週中頃からは晴れても「少ない」予想に。

花粉シーズンも終盤ですが、名古屋など東海では、この先1週間も「多い」予想です。また、スギ花粉はすでにピークを超えていますが、東北を中心に「やや多い」予想です。

なお、ピークを越えたあとも、関東などでは例年ゴールデンウィーク頃まで花粉が飛ぶことが多くなっています。花粉に敏感な方は、もう少し対策が必要です。

黄砂 飛来しやすい

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花粉シーズンは終盤ですが、今週は九州など西日本で再び「黄砂」が飛来する予想です。

先日12日水曜~13日木曜は、九州~北海道まで31都道府県で黄砂が観測されました。きょう16日日曜も九州など西日本の一部で予想されていますが、16日15時現在、日本では観測されていません。

ただ、18日火曜も九州などで黄砂が飛来する予想です。濃度は高くありませんが、「花粉」+「黄砂」は、アレルギー症状を悪化させる事があるため注意が必要です。

今春は、中国大陸では降水量が少なく空気が乾燥。低気圧が発達すると砂が舞い上がりやすい状況が続いているため、今後も注意が必要です。

※追記:16日16時 鹿児島で「黄砂」観測

黄砂や花粉を防いで快適な生活を

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春は、黄砂や花粉が飛びやすいシーズンです。黄砂や花粉をなるべく防ぐには、以下のような対策がおすすめです。

① 外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、しっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段から、この習慣を心がけていただきたいものです。

② 換気をする際、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。

参考:環境省花粉症マニュアル