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あす4日(土)以降の気温は、全国的に「平年より高い」予想。春本番の暖かさで、桜のつぼみも膨らみそう。皆さんの身近にある桜はいつ咲く?目安を知る方法とは。

2週間天気 3月4日(土)~16日(木)

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あす4日(土)から7日(火)までは、全国的に穏やかに晴れるでしょう。8日(水)は九州で雨が降り、10日(金)にかけて雨の範囲が広がりそうです。その後も、短い周期で天気が変わり、一雨ごとに季節が進むでしょう。

この先2週間は、最低気温、最高気温ともに平年より高い日が多い見込みです。特に7日(火)頃からは、平年より5℃以上高い日が1週間程度続くでしょう。九州から関東では、最高気温は20度くらいまで上がる日が多く、昼間は春の装いで過ごせそうです。朝晩も強い冷え込みはないでしょう。

桜の開花 気温がカギ

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この暖かさで、桜の開花も平年より早くなりそうです。桜の開花は気温に大きく関係していて、「600℃の法則」というものがあります。これは「2月1日以降の最高気温の積算が600℃を超えると開花する」というものです。この法則に当てはめた場合、福岡と東京の気温はどこまで達しているのか、見てみましょう。

2月1日~3月3日(午後3時までの速報値)までの最高気温を積算すると、福岡は409.5℃、東京は391.6℃です。この先の予想気温で経過した場合、600℃を超えるのは、福岡で3月15日、東京は3月16日になる計算です。皆さんのお住まいの地域の桜がいつ頃咲くのか。2月1日からの最高気温を積算して、予想することができます。ぜひ、お花見の計画の参考にしてください。

※日本気象協会の桜開花予想は、独自の開花予想計算式を用いて算出しています。きのう2日、日本気象協会が発表した桜開花予想(第3回)では、福岡が3月14日、東京が3月18日です。