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九州北部に続き、先ほど四国でも「春一番」が吹きました。昨年(2022年)、四国では「春一番」の発表はありませんでした。

四国で「春一番」

きょう19日(日)、高松地方気象台は四国地方で「春一番」が吹いたと発表しました。

きょう19日(日)は、低気圧が発達しながら日本海を東進。四国地方では低気圧に向かう南よりの風が吹き、太平洋側を中心に10メートルを超える風が吹いた所がありました。また、暖かい空気の流れ込みにより、各地で気温が上昇しています。

四国地方における春一番の条件

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四国地方における「春一番」は、以下を基本として総合的に判断を行い発表しています。

(1)期間は「立春」から「春分」までの間。
(2)低気圧が日本海付近にあって発達し、南よりのやや強い風が吹く。
(最大風速:概ね10メートル以上)
(3)最高気温が前日より高くなる。

なお、前回の春一番は一昨年2021年2月20日で、昨年2022年の発表はありませんでした。春一番は期間が限定されており、また、発生しない年もあるため、平年値は技術的根拠が不十分で、意味するところも明確でないため気象庁は算出していません。