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今日(20日)、札幌管区気象台から北海道の3か月予報が発表されました。向こう3か月は、平均気温と降水量は平年並みの見込みです。しかし、1月から2月の前半を中心に大雪や猛ふぶきの恐れがあります。1月から3月の天候の特徴をまとめました。

1月 ドカ雪や猛ふぶき 厳寒の恐れ

冬型の気圧配置が強い見込みです。上空の偏西風が日本付近で南下する可能性があり、寒気の影響を受けやすいでしょう。日本海側やオホーツク海側では平年に比べて曇りや雪の日が多く、数日間に渡って局地的なドカ雪となる日もあるかもしれません。また、気圧の傾きが大きくなると、沿岸部を中心にふぶきや猛ふぶきとなることもありそうです。太平洋側は晴れる日が多い見込みです。気温は平年並みか低く、厳しい寒さとなりそうです。

2月 冬型緩んでも油断大敵

日本海側は曇りや雪の降る日が多いですが、オホーツク海側や太平洋側は晴れる日が多い見込みです。後半になると冬型の気圧配置が緩むこともあり、発達した低気圧が北海道付近を通過すると、オホーツク海側や太平洋側でも大雪やふぶきになる可能性があります。気象情報はこまめにチェックするようにして下さい。気温はほぼ平年並みでしょう。

3月 足元と頭上の両方に注意

日本海側は曇りや雪の降る日が多く、雨になる日もあるでしょう。オホーツク海側や太平洋側は晴れる日が多い見込みです。寒気の影響を受けにくくなり、気温は平年並みか高いでしょう。朝晩は冷え込む日もあるため、凍結路面や屋根からの落雪、なだれなどには注意が必要です。