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仙台の奥座敷、秋保温泉の近くにある「磊々峡(らいらいきょう)」では紅葉が進んでいます。ただ、3日文化の日は東北北部から天気が崩れ、山は雪に変わりそうです。紅葉狩りは雨具と寒さ対策を忘れずに。

紅葉前線 ゆっくり山から里へ

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日本気象協会は、きょう2日(水)、2022年第3回「紅葉見頃予想」を発表しました。
すでに青森県の奥入瀬渓流や宮城県の鳴子峡、福島県の裏磐梯などで見ごろを迎えています。東北の山々からは初冠雪の便りが届きはじめ、東北北部は紅葉の見ごろが山から里へと移りつつあります。
今後、東北地方の11月の気温はほぼ平年並みで推移する予想です。朝晩の冷え込みが一段と強まり、色づきは順調に進むでしょう。これから見頃を迎える宮城県の松島や福島県の夏井川渓谷では、平年並みの11月前半に見頃を迎える見込みです。
各地の詳しい紅葉の情報は、tenki.jp紅葉見頃情報でご覧いただけます。

3日文化の日 東北北部から天気崩れる 寒気が入り山は雪へ

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3日文化の日は、低気圧や前線が東北地方を通過し、午後は冬型の気圧配置に変わります。東北は北から天気が崩れるでしょう。
青森・秋田県内は昼前から雨が降り始め、午後は岩手・山形・福島会津方面にも広がるでしょう。秋田・山形県内を中心に、雷を伴う恐れがあり、天気の急変にご注意ください。宮城県の平地や福島県の中・浜通りは晴れて紅葉も楽しめそうですが、夕方以降はにわか雨があるでしょう。
また、気温も北から下がります。青森・秋田県内の最高気温は午前中に観測される所が多く、午後は一気に寒くなるでしょう。厚手のコートが必要です。
八甲田山系、岩手山、八幡平など東北北部の山は夕方以降は雪に変わり、南部の蔵王、月山、吾妻山なども夜は雪化粧しそうです。登山は冬の装備、峠のドライブは冬タイヤが必要です。
一方、仙台・山形・福島ははじめ南風が吹いて気温は20度くらいまで上がり、日中は過ごしやすい陽気が続きます。ただ、夜はこちらも冷たい風が吹きますので、脱ぎ着のしやすい服装で調節してください。