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きょう31日、猛烈な台風11号は大東島地方に接近しています。最大瞬間風速は、沖縄県北大東空港では48.4m/s(4時58分)、南大東島では41.7m/s(5時33分)を観測しました。

猛烈な台風11号 大東島地方に接近中

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きょう31日6時、猛烈な台風11号は大東島地方に接近しており、大東島地方は暴風域に入っています。

最大瞬間風速は、沖縄県北大東空港では48.4m/s(4時58分)、南大東島では41.7m/s(5時33分)を観測しました。また、台風の活発な雨雲がかかり、南大東島では1時間に44.0ミリ(7時34分まで)の激しい雨が降りました。

大東島地方では、昼前にかけて一部の住家が倒壊するほどの記録的な暴風となるおそれがあります。暴風に厳重に警戒してください。

沖縄本島地方も暴風や高波に警戒

このあと、猛烈な台風11号は西へ進み、沖縄本島地方へ接近する見込みです。沖縄本島地方では次第に北の風が強くなり、きょう31日の夕方から暴風となるでしょう。海上では、波が急激に高まり、きょう31日昼過ぎから大しけとなる見込みです。また、台風周辺の発達した積乱雲がかかるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

台風11号は3日(土)頃にかけて、沖縄の南で動きが遅くなる見込みで、沖縄地方では長時間台風の影響を受けるおそれがあります。

台風の暴風 家の中で いるべき所は

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台風は、中心が近づくにつれて暴風をもたらし、さらに台風のスピードが遅いと、暴風が長い時間続く場合があります。また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、建物に様々な物が飛んでくることもありますので、室内でも十分な注意が必要です。

具体的には、台風が近づいている時には、屋内でもできるだけ窓から離れましょう。なるべく家の中心部に近い所で、窓のない部屋に避難してください。もし窓がある場合は、窓を閉めて、カーテンを引き、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。風が強くなってからの屋外での作業は、暴風によって転倒する恐れがありますので、絶対にやめてください。